愛知県の高校入試
 
 
1.愛知県には国立・公立・私立の3種類の高校がある。(全日制の場合)
     (1)国立高校(3校)
        ○ 豊田工業高等専門学校(豊田市)
        ○ 愛知教育大学附属高等学校(刈谷市)
        ○ 名古屋大学教育学部附属高等学校(千種区)
     (2)公立高校
        ○ 愛知県立高校(149校) 
        ○ 名古屋市立高校(12校) 
     (3)私立高校(50校)
 
2.国立高校の入試
     (1)3校とも2月中旬頃実施。
        11月か12月に説明会があるので,その説明会には参加するとよい。
     (2)試験科目は5教科。
 
3.公立高校の入試・・・29年春の入試から変更されました。
     (1)推薦入試
        これまでは,2月中旬に行われていたが,29年春から,推薦希望の人も一般入試を
       受験しなければならない。        
     (2)一般入試(複数受験ができる。調査書と学力テストで判定。)
        @ 普通科は、次のように分かれる。
           1.愛知県下の高校を,尾張学区と三河学区に分ける。
           2.尾張学区は,1群,2群,群共通校に分けられ,さらにA,Bグループに分けられる。
             三河学区は,A,Bグループに分けられる。
          3.29年春の入試から変更されたので,最新の情報を入手してください。
        A 専門学科・総合学科は、次のようになる。
           1.AグループとBグループに分ける。
        B 受験者は、Aグループから1校、Bグループから1校、計2校受験できる。
           平成30年の春の試験日は、Bが3月8日・9日,Aが3月12日・13日。
        C 詳しい選び方は、5.参照。
     (3)2次試験
        @ 一般入試で欠員がでた高校にかぎって実施。
        A 国・公・私立すべてに不合格だった者のみ受験できる。
 
4.私立高校の入試
     (1)推薦入試
        @ 調査書と面接が主だが,簡単な学力テストを行うところも多い。
        A 平成30年の春は,2月1日(木)に一斉に実施。
           推薦入試を実施しないところもあり。
     (2)一般入試
        @ 3日間に分けて実施されるので、最大3校受験可能。
        A 試験科目は、3教科か5教科。
        B 調査書と学力テストで判定。学力テストのみで判定する高校もあり。
        C 平成30年春の試験日は、2月7日〜9日。
 
5.公立高校の一般入試の志望校の選び方について
     (1)Aグループから1校、Bグループから1校の2校受験できるが、
        2校とも普通科の場合は、同じ学区、同じ群から選ばなければならない。
        (群共通校や調整区域を除く。)
     (2)Aは普通科・Bは専門学科の組み合わせや、Aは専門学科・Bは普通学科
        という組み合わせ、A・Bとも専門学科という組み合わせもできる。
     (3)もちろんA、Bのどちらか1校だけを受験することもできる。
     (4)2校受験する場合は、第一志望、第二志望を決めなければならない。
        合格決定は第一志望が優先されるから、どちらを第一志望にするか
        慎重に決めるようにする。ふつうは、レベルの高い高校を第一志望にする。
 
6.志望校の決め方について
     愛知県の高校入試では、内申点と当日のテストの点数(実力)で合否が決まります。
     高校によっては当日の点数を重視するところや、内申点を重視するところがあります。
     また,19年の春から群共通校ができました。これは,1群・2群に関係なく選択できる
     高校です。
 
     ●志望校を選ぶポイントは、次の2つです。
     1.その高校の方針が、
      あなたの性格や考え方にあっているかどうか。
     2.その高校のレベルが、
       あなたの実力や内申に、マッチしているかどうか。
     実力、内申のどちらかが足りなければ、受験しても合格はできません。
 
     「○○高校へ、行きたい!」
     みなさんの中には、この高校へどうしても行きたいという希望を
     もっている方も多いと思います。
     でも、どの高校にも定員があります。
     そして、ほとんどの高校で希望者が定員をオーバーします。
     そのために入試があるのです。
     入学試験というのは、
     「その後3年間、希望する高校でやっていけるか、どうか」を、
     高校側が判定する機会なのです。
     ですから、入学試験では、皆さんは自分の内申点(日頃の勉強ぶり)や、
     実力(ほんとうの力)を高校側に示さなければなりません。
     それには、日頃から計画をたてて勉強すること、
              提出物をきちんと出すこと、
              また、部活で汗を流すこと などが大切ですが、
     それには、日頃から計画をたてて勉強すること、
     それに加えて、@現時点でのあなたの実力を知ること、
                 Aあなたの実力にあった高校をみつけることも大切です。
 
     新統テストを,受けてみましょう!
     どんなにその高校へ行きたいと望んでも、あなたの内申や実力が
     志望高校の目安をクリアーしていなければ、入学はできません。
     高すぎず、低すぎず。
     あなたのレベルに適した高校をみつける、絶好のチャンスです。
     ・愛知県下でのあなたの実力
     ・希望する高校への合格確率
     など、知りたかったことがわかるはずです。
 
     高校入試の調査書(内申点=通知表)について
 
     平成16年から通知表が絶対評価になりました。
     今年の入試でも、この絶対評価が内申点として用いられます。
     ですから、どの高校も目安の内申点があがってきています。
     さらに、内申:当日の点数(実力)=5:5の高校もあれば、
     6:4や4:6にみる高校もあります。
     新統テストを受験していただいた皆さんには
     新しい情報を提供しております。